吉本興業の仕事ってどんなん?【こんな部署があります(前編)】
おはようございます。
今回は「吉本興業の部署について」です。
実は知られざる仕事が結構あったりします。
皆さん、吉本興業での仕事って何を思い浮かべますか?
そうですね。マネージャーですよね。
勿論、多くのタレントを抱える芸能事務所ですので、マネージャーの役割は非常に重要となります。
しかしながら、その他にも沢山の部署があることも事実。
今回はそんな意外と知られていない、吉本興業の仕事の数々をお伝えして頂ければと思います。
1.企業営業とチケット営業
まずは、僕が所属していた営業の部署です。
営業の部署は「企業営業」と「チケット営業」の二種類に分類がされます。
僕がいたのは「企業営業」。読んで字の如く企業を相手に営業をするわけですが、案件は様々で、例えば吉本主催イベントのスポンサーを募ったり、企業がコマーシャルやイベントでタレントを起用したい時の窓口になったり。
こちらの記事で出てきた「京都国際映画祭」も企業営業がスポンサーを集めてきます。
こちらから企業タイアップの提案営業をすることもあります。
※こちらの記事で出てきた「師匠とクレジットカード」のタイアップは僕の上司が提案営業して実現した案件です。
逆にチケット営業は、吉本興業のライブチケットを企業に買ってもらえるように営業を仕掛けます。会社勤めをしていると、阪神戦のチケットや音楽、演劇鑑賞のチケットを貰えることがありませんか?まさにソレで、つまりは福利厚生として組み込んで頂くことを目的とした営業ですね。
飛び込み営業に近い形で、チラシなどを配っていたイメージが強いです。
2.劇場
続いては、劇場運営の部署をご紹介します。
とりあえず大阪限定の話で恐縮ですが、NGK(なんばグランド花月)と、よしもと漫才劇場、よしもと祇園花月の部署がそれぞれ分かれてあります。
公演スケジュールや売り上げ、劇場の管理を担います。NGKの定例会議に参加したことがありますが、30周年を迎えるにあたり、劇場としてどういった施策をするのかを各部署でブレストしました。※企業営業としては、周年を迎える一般企業とタイアップしましょう!的なことを提案するんですね。
3.ライブ制作と映像制作
あとはライブ制作の部署でしょうか。
こちらは、主に外部会場でのお笑いライブについて取り纏めている部署です。
全国各地でライブは開催されていますので、キャスティングやチラシ制作、現場の対応まで行います。営業とはあまり関わりがなかったので、あまり知らないです。。。
同様に制作の部署で言うと、映像制作があります。要は番組制作です。
ADやディレクターと呼ばれる人がいます。ある種一番特殊な部署かもしれません。
夜からの打合せは日常茶飯。知り合いのADも沢山いますが、シャワーも浴びられない、家に帰れない等、どれだけフォローをしたくてもやっぱり働き方はブラックです。華やかには見えますが、地味な仕事も多そうです。
ただ全く批判をするつもりは無く、僕も出来ることなら自身で考えた企画で人気番組を制作してみたいですよ。間違いなく夢はある仕事ですね。
まだまだあるのですが、長くなりそうですね。
残りは次回に持ち越したいと思います。
それでは。