吉本興業に就職して人生変わりました
はじめまして。いのうえです。
この度ブログをはじめることにしました。
こちらの記事をもって自己紹介とさせて頂きます。
なぜ砂浜からお送りしているかと言うと、お盆休みで実家に帰省しているのですが、海の近くに実家があるんですよね。
夏場の帰省は目の保養になるのでマストなのです。
学生時代~YCC(現NSC)に入学するまで
改めまして、いのうえです。
現在は動画関係の会社で働く、しがないサラリーマンです。
これまでの人生は本当にテキトーなものでした。兄が敷いたレールに乗っかり、簡単に大学まで進学、運が良かったのかテキトーな就活にも関わらず大手上場企業に潜り込むこともできました。
なんの向上心も無い僕は、毎日デスクで鼻をほじりながら時間が経つことだけを待つクソ社員そのものでした。
『帰る前にうんこして残業代もらうで。人生楽勝ワロタ。』 ※イメージ
そんな中、自身の考えを根底から引っくり返す出来事が起こります。
僕のようなクソ社員を野放しにしているような会社です。会社を取り巻く環境の変化に対応ができず、業績は芳しいものではありませんでした。
結果、早期退職者を募り人員削減をしなければならない状況に陥ることになります。確か40代以上が対象者だったと記憶してますが、クソ社員の僕も、ようやく会社の将来ひいては自身の将来を真剣に考えることとなったのです。
色々と頭を悩ませた結果辿り着いた答えが、
あまりにも唐突です。
敷かれたレールを走り続けてきたことの反動が一気にきました。
会社の危機を目の当たりにし、そんな会社に居続けていいものなのか?てかなんでこの仕事やってんの?という疑問がでたんですよね。
あ、一応ですが『よしもと』というパワーワードはどうしても芸人を思い浮かべてしまいますが、『よしもとの社員』になりたいと考えていました。(幼少時代から兄の影響でお笑いは大好きで、特にFUJIWARAが出演していた関西ローカル番組の『吉本超合金』はあまりにも衝撃的でした。)
ただ、なりたいからといって何にでもなれるほど世間は甘くありません。
しかも芸能界というところは、世間から見るとブラックボックスといっても過言ではないほど謎多き世界です。コネが無いと難しいだろうな~と思い、色々調べたところ、なんだか面白そうな学校を見つけました。
お笑い芸人養成学校である『NSC』は知っている人が多いと思いますが、『YCC』はエンタメ業界で活躍するスタッフを養成する学校、とのことでした。
授業は基本土日のみで、在籍期間は一年間です。ダブルスクールが可能で現役の学生に優しいカリキュラムであることが見受けられました。
気になるお値段ですが、
入学料+授業料込みで、、、540,000円!!!
なんて良心的なのでしょう。
当時、うんこ残業で荒稼ぎをしていた僕にとって50万円程度の出費は痛くもかゆくもありませんでした。(いまは大切な何かを失ってでもお金が欲しいです。)
というわけで、ここに一年間通います。
YCC(現NSC)に入学、吉本興業に就職するまで
はじめに謎の組織YCCでやることを羅列しておくと、
・業界人や芸人による座学
・お笑いイベントの運営(企画考案とか)
・ネット番組の運営 などなど、、、
あとは手を挙げれば基本なんでもやらせてくれる環境でした。
※どうしてもエンタメ業界に入りたい!という人がいてもオススメする気はありません。ここでの経験を生かすも殺すも自分次第でしょう。
動画編集に興味を持っていたこともあり、僕はよしもとに所属しているYouTuberのお手伝いをしたりしました。他にも一人でショートムービーを制作してみたり、ストレスフリーにやりたいことをやれた一年でした。
YCC卒業後は『よしもとの社員』になることが出来ました。
見事目標を達成したわけですが、結局この後よしもとを退職することになります。まあ色々あったんですね。察してくださいよ。
ただ、この経験が今現在の思考回路を形成したことは間違いありません。
よしもとでは、営業職に就きました。
企画提案書を作ったり
イベントのキャスティングをしたり
イベントの現場対応をしたり
普通の会社員では、間違いなく経験をすることがない出来事の連続でした。
一般企業がお客さんなので、夜中に呼び出されるとかもなく、そこまでブラックな印象は無かったですね。(番組制作の部門は漆黒の闇です。)
勿論昔から芸人のことは尊敬をしていましたが、実際一緒に働いてみてその気持ちがさらに深まりました。どんなシチュエーションでも、明るく、場を盛り上げることが出来る姿は本当に尊敬に値するものでした。
再度転職、そしてなぜブログをやるのか
さて、YCCやよしもと時代に得たモノの中で胸を張って言えることが一つだけあります。それは、
① 考えたことを形にすること
② 形にしたものを恥ずかしがらず発信すること
です。二つありました。
『考えたことを形にする』とは、自分の場合だとYCC時代の課題で制作した映像作品であったり、よしもと時代に作った企画提案書などでしょうか。
穴があったら入って春まで眠りたくなるくらいスベったこともありますが、数を重ねていくと不思議と慣れるというか、スベりましたけど何か?くらいに思えるほどになりました。
現在は動画関係の会社で働く至って普通の会社員ですが、制作に没頭したり、それを発信する機会が減ってしまいました。
もやもやしていた中、興味をもったのがブログです。
友人がブログをやっていたり色々な人のブログを読んでいるうちに、『あ、おれもやろっと』くらいのもんです。
とりあえず見切り発車で始めてみて飽きたらやめればいいか~、くらいの気軽さでやってみようと思いますので、がんばります。
とりあえず、このへんで。
それでは。